C言語の制御文 for: 初心者向けガイド

2023年8月16日2023年10月25日

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今回は、C言語とその中で重要な役割を果たす制御文forについて解説します。具体的なサンプルプログラムを通じて、その使用方法と基本的な文法を学んでいきましょう。

制御文 for

制御文forは、指定した回数だけ処理を繰り返すための制御構造です。

初期化式でカウンタ変数を設定し、条件式で繰り返しを続ける条件を指定し、更新式でカウンタ変数を更新します。これにより、一定の処理を繰り返し実行することができます。

forの基本的な文法

C言語のfor文は以下のような構文を持っています。

for(初期化式; 条件式; 更新式) {
    // 繰り返し実行する処理
}

初期化式: for文が始まるときに一度だけ実行される式です。通常はカウンタ変数の初期化に使われます。
条件式: 各繰り返しの前に評価され、真であれば繰り返しを続け、偽であれば繰り返しを終了します。
更新式: 各繰り返しの後に実行される式で、通常はカウンタ変数の更新に使われます。

作成したCコード

このプログラムは、C言語を用いて0から9までの整数を順番に出力するものです。制御文forを使用して、指定した回数だけ処理を繰り返すことができます。

コード解説

#include <stdio.h>で標準入出力を扱うためのヘッダファイルをインクルードします。
int main()でメイン関数を定義します。C言語のプログラムは、このメイン関数から実行が始まります。
int i;で整数型の変数iを宣言します。
for(i = 0; i < 10; i++)で、iが0から9までの間、以下の処理を繰り返します。
printf("%d\n", i);で、iの値を出力します。ここで、%dは整数を表すフォーマット指定子で、\nは改行を表します。
return 0;で、プログラムが正常に終了したことを示します。この0は、メイン関数の戻り値です。

作成した全体のソースコード

#include <stdio.h> // 標準入出力を扱うためのヘッダファイルをインクルード

int main() { // メイン関数の開始
    int i; // 変数iを宣言
    for(i = 0; i < 10; i++) { // iが0から9までの間、以下の処理を繰り返す
        printf("%d\n", i); // iの値を出力
    }
    return 0; // プログラムが正常に終了したことを示す
}

実行結果

作成したコードを実行すると、以下のように0~9までを繰り返しターミナルに出力することができました。

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